2013年 02月 03日
「もどき」の毛鉤はどうか?
フライが去年から日本でも話題になり釣り友であり博識FFMのSKさんから
ヒントをもらい巻いてみた。
その「ダーティホォー」の意味はオリンピック島のホォー川という濁りやすい川で
ボトムを探るところからきたネーミングだそうだ。
下のパターンは自分が巻いたもどき品
上の写真が何故もどきかというと使っているマテリアルが高価なものが多く
とても揃える余裕がないから、手元にあるマテリアルでのタイイングして面倒な
ステージを省略した比較的簡単フライだからである。
雑誌の受け売りだと高価なマテリアルだと動きやきらめきが違い
高価マテリアルが鱒にはご馳走にみえる毛鉤であることが記述されている。
ただ高価だけではなくタイイング手順も複雑(めんどくさい)で苦労して
完成させると達成感ですでに鱒をヒットさせたシーンが浮かんでくる
FFMは多いはず。
この手法は政治家が政策で官僚に攻められていつのまにか、いいなりに
なるのを連想してしまったw
下の写真はマラブーを使った「もどき」ホォー。
いっそのこと「水中ねずみ」とかオリジナルのネーミングにしたほうがよいかも
しれないw
SKさんいわく「フライの雑誌に特集でフライパターンを載せると使っている
高価なマテリアルが飛ぶように売れる」
これはマテリアル卸業者、プロショップ、雑誌社が結託して拡販している
ということだ。
これが悪いとは言わないが安価なマテリアルでタイイングしたパターンとの
差がでるかは自分で試してみるしかない。
本物は水中での動きをフィールドで
充分にテストして改良されたコンプリートフライ。
肝はフリーフックに取り付けたラビットストリップの動きが躍動感を演出する
クネクネ感が命ということだ。
そこのところは唯一おさえたつもりだが我流の私的フライはバスタブで泳がせて
みるだけのテスト。(魅力的な動きはしていた?w)
鱒に気に入っていただけるのだろうか?
肘鉄ならぬ尾びれでたたかれるかもしれない。
この疑心暗鬼なところもFFの一興。
これが本物のダーティーホォーの写真。
SKAGIT MASTERS のエド・ワードとジェリー・フレンチの2大巨匠による
逸品。
さすが本物は美しい。
ちなみに本物を各色のパターンに分けてタイイングするにはポーラーベア、シールズファー、オーストリッチ、
ラビットストリップの各色とフラッシャーブー数種類、コーンヘッド、PEアシストラインまたはPEラインやワイヤー、
ロングシャンクフック、オクトパスフックが必須。
マテリアルだけで3万円以上の出費。
でも趣味だからこのくらいはよしとするかは個人の経済状況によるね。
私は無理w
by flyfisher_yama
| 2013-02-03 16:13
| flyfishing