接着剤のお話

このシーズンになると海アメ用にソルトウォーターフライを巻くことが多くなる。
キャンディやバックテイル、ゾンカーなど多彩だが近年はボディの透明度にこだわる
フライをタイイングするようになり、重要なツールとして接着剤が決め手になることが
多々ある。
そこで一杯ひっかけながら考えてみた接着剤考だw

まずはエンリコ社のエポキシ。
これは30分硬化のものだが実際は2時間以上経たないと硬化しない。
半日位で完全硬化する。
いったん硬化すると透明度の高いカチカチのボディができる。
このカチカチ度がいいのかというと強度的には優れている。
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これはアングラーズチョイスのソフトボディ。
粘液性の高いthickと柔らかめのthinの2種類がある
名のとおりソフトなコーティング剤でやわらかなボディを作るには最適だ。
完全硬化時間は1時間くらい。
ただし強度的には弱い
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そしてコニシ社のSUボンド。
これはかなりの優れものでエポキシのように2液を混ぜる必要もないし混合したばかりの
エポキシは液垂れして塗りにくいがこのSUは適度な粘性で液垂れもかなり軽減されている。
透明度も抜群で硬化時間も1時間以内。強度もエポにつぐものだ。
そででいて少し固めのゴム状になるので柔らかさも持ち合わせている。
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この3種類の接着剤を比較してみると以下のようになる。

・強度 エポキシ>SU>ソフトボディ

・柔らかさ ソフトボディ>SU>エポキシ

・硬化時間 SU>ソフトボディ>エポキシ

・透明度 SU>=ソフトボディ>エポキシ

・扱いやすさ SU>=ソフトボディ>エポキシ

以上のことから総合的にはSUが使いやすく万能タイプ。
だから業務用のお徳な量のSUを買ってしまったwww
下の写真はSUで完成させたサーフキャディ
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他に白くならない瞬間接着剤と硬化促進剤のハーダニング(写真右)・
べたつき防止にマニキュアのトップコートクイックドライタイプ。
(写真左)
などを使ってタイイングしてる。
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下のマシーン?は液垂れしてボディが偏らないようにグリグリと低速モーターでフライを回しているところ。
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冬の夜長は酒をチビチビやりながら気が向いたらこんなふうに遊んでいる親爺でした。

ちなみにSUは何処にでも売っているわけではない。
ジェイソンの職場には無かった。
あったのは道内最大の売り場面積を誇るJ・AKで見つけた。
あとは何処で売っているのかは不明っす。
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by flyfisher_yama | 2007-12-27 22:04 | flyfishing